こんにちは。さめです。
観光農園の「西山ファーム」で逮捕者が出ましたね。
SNSで広がったスキーム。
若い方が被害にあっているようですが、クレジットカードを100万円ほど決済させると言うのを読むと、
正直怖いですね。ある意味勇気があるな…と思いました。
さて、本日は 「在宅給付金」という無料オファーを検証したいと思います。
このタイトルとランディングページを見ると、まるで政府などが配っている給付金のように見えます。
今回はかなり怪しいのでは…と思いますが、
分かる所まで登録して検証します。
在宅給付金 相川浩介 の概要
まずは「特定給付金」のランディングページを見てみます。
内容としては、
- 日本の銀行口座を所有する方
- 20歳以上の方
- なにかしらの職に就いている方
- 年金受給者の場合、日本在住の方
これらのうち一つでも該当していたら申請出来るそうです。
そして、在宅給付金は「政府や行政の管轄でなく民間企業がイチサービスとして提供しています」
ときちんと書いてありました。
ですが、なんとなく「申請」して受け取ると言う流れが、
「貰える権利があるお金を受け取る」というイメージになりますね。
このままではさっぱり分からないので、登録してみる事にしました。
すると、「TEDASUKE」というランディングページに案内されます。
TEDASUKE の概要
動画が2本ラインに送られて来たので見てみました。
ここで、在宅給付金=TEDASUKEの概要が分かってきました。
「TEDASUKE」は、
参加者全員が毎月必ず最低24万円の報酬が確定するとうたっています。
そして、なんと、報酬を受け取るために何もする必要がないと言うのです。
そして参加者がする事は、
- メールアドレス
- 電話番号
の二つの情報を送信するだけでいいそうです。
なぜ無料で代行して稼いでくれるかの理由は、
「クレーム」を受けたくないからそうです。
せっかく稼げる素晴らしいシステムを作っても、設置も出来ない人もいるし、
そういったサポートをしていくと、やってもらう事は上記のメアドと電話番号の送信だけになったと…。
そして、無料で使える…と言っていましたが、ここで代行料金の話が出てきます。
1か月の料金は9800円、
これで1か月24万円稼いでくれるので安いと言うわけです。
また、サブスク年間契約98000円 と言うのが2か月分代行料が無料となるので一番安く一番お得らしく、
291000円が買い取りタイプで、支払いは一度きりです。
スタッフは10名で、一人当たり5名担当。
先着50名しか参加できないそうです。
在宅給付金 TEDASUKE の特定商取引法に基づく記載
TEDASUKE の特商法
販売担当者 | 相川浩介 |
お問合せ先 | tedasuke@lifedesign-v.biz |
商品価格 | 無料提供 |
出典元:http://lifedesign-v.com/tedasuke/sp2/tokushou.htmly
住所、電話番号がいっさい分かりません。
商品価格も無料と書いてあります。
在宅給付金 TEDASUKE は稼げるのか?
TEDASUKE 相川浩介 は稼げるのか?
本当に最低24万円の報酬を受け取れるのか?ですが、
残念ながら、稼げる可能性はかなり低いでしょう。
まず、全くビジネスモデルが分かりません。
そして、すべてを代行してくれて月収24万円を稼いでくれると言う根拠も分かりません。
投資であれば投資金が必要ですが、ツール使用料金のみと言う事は投資でもなく、
100歩譲って、スキーム自体に秘匿性があるとしても、
ツールを開発するのに開発費や、メンテナンス、サポートの人件費、
これらをいったいどのように賄うのか?
スタッフは10名と書いてあり、一人5名担当で、月額9800円で換算しても、
一カ月に1人当たり49000円です。フルタイムなら賃金さえも払えません。
たまに無料提供する側に、紹介料などが入り、これが収入源になる事もありますが、
自社?で開発のツールを使い稼ぐのに、何の得があって、このTEDASUKEが稼いだお金を参加者に配るのか?
冷静に考えると、あり得ない事が分かります。
情報商材販売も、情報を買ってもらうことで販売者に利益があり、
購入者は対価として欲しい情報を得るという、双方向の需要が完結しますが、
月に9800円を支払うだけで、ほったらかしで、なにもせず、
だれが、どのようにして24万円も払ってくれるのか?
かなり怪しいと感じます。
また、この案件については特商法の記載も氏名とメールアドレスのみで、
そんな相手にこちらのメールアドレスと電話番号を教えるのも、
抵抗があります。
以上の事から、TEDASUKEは稼げないどころか、
気を付けた方がよい案件となります。
ランディングページの動画の説明では、「聞いたことがない案件だけど稼げるのか?」の質問に、「表に出したのは今回が初めてなので、これからSNSなどで稼げたという口コミが出るだろう」と言っています。
もし、どうしても気になる方は、そういった口コミを見てから判断してもいいでしょう。
定員50名ですが、ランディングページを開く事にカウントはやり直されてます。
「在宅給付金」のランディングページと、
登録するライン@のアカウント「在宅給付サポート」については、
「TEDASUKE」以外にも無料オファーの案件が届きます。
よって、こちらは「オプトインアフィリエイト」のようです。
まとめ
どうしても人間は、私も含め、
楽をして稼ぎたい…と言う気持ちが根底にあるのでしょうね。
不労所得も存在しますが、
100%の不労所得は存在しませんし、
不労所得に近い物を持っている方は、最初にしっかり努力をしています。
そんな人間の根底をついて、「何もしなくてもいい」「すべて代行する」
と言う言葉に、9800円ですべてしてくれるなら安いものだな…と思わせる事を目的にしているのではと思います。
その上、「在宅給付金」と言う、政府を関連させるような言葉…。
コロナ禍でいろいろな給付金があるので、そこからでしょうか…。
全く何もせず、丸投げで稼いでくれるツールと言うものは存在しません。
投資系なら、勝率のよい自動売買ツールが多少存在しますが、
それでも、投資資金は自分で用意しなければいけません。
情報販売者もボランディアでするわけではないですので、
こうしたビジネスモデルが全く不明のまま、
メールと電話番号を相手に渡して、
代行料金で、90%以上の方が選ぶサブスク年間契約の98000円を支払い、
本当に、年間288万円を自分に払ってくれるのか?
を考えると、近寄らない方が良い案件だと気づくはずです。
それでは本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
他にも気になる案件、これは稼げますか?など疑問がありましたら、
お気軽にお問合せ下さい^^
免責事項
当サイトの内容は、正しい情報をお知らせ出来るよう尽力しておりますが、内容が古くなったり、使用が変更されたりする場合もございます。当サイト及び、当サイトに貼られたリンク先の情報によって生じた損害について当サイトは一切責任を負いかねますので、当サイトの情報は利用者ご自身の責任においてご利用下さい。