こんにちは。さめです。
最近、無料オファーから高額バックエンドへの誘導と言う流れが多すぎる上に、お金を支払うまで何で稼ぐのかさえも明らかにしない案件が多いため、
お金を支払う前に、何で稼ぐかを教えてくれるだけでまともに見えて来ました。
下田隆「無在庫物販システム在宅くん」をレビューしてみたいと思いますが、
無在庫物販であることをメールアドレスを登録した後の画面で教えてくれますし、参加する方にパソコンまで配布するそうなのですが、
はたして本当に稼げるのでしょうか?
それでは、早速検証して行きます。
下田隆 「無在庫物販システム在宅くん」の概要
ランディングページを見てみますと、
知識 経験 スキル 一切不要で、
すきま時間にコピペするだけで毎月30万円以上の収入が誰でも可能とうたっています。
そして、今回一番の特徴は、「在宅くん」を搭載したパソコンを特別配布中である点です。
パソコンを配布するってずいぶんと太っ腹ですね。
パソコンをもらうには、ランディングページからメールアドレスを入力して、
送られてきたURLの動画を視聴して、パソコンを貰うと言う流れのようです。
この時点で金額の事はいっさい書かれていませんし、
特定商取引法に基づく記載を確認しても「販売価格帯」に0円と書いてあります。
パソコンまでもらえて、簡単なコピペ作業を空き時間で行って、
確実堅実な毎月30万円以上の在宅収入をGETとうたっていますので、
ネットビジネスをしたいと思っていても、パソコンもない方などには、すごく魅力的な案件に見えますね。
下田隆 無在庫販売システム在宅くん 特定商取引法に基づく記載
販売事業者名 | 株式会社BANKER6 |
販売事業者所在地 | 愛知県名古屋市名駅2丁目9–14 第15平松OFFICE3F |
代表者または運営統括責任者 | 下田 隆 |
連絡先/TEL | TEL.052-756-3733 |
連絡先/ホームページ | http://banker6.biz/ |
メールアドレスの記載がない以外は一応きちんと書かれています。
個人情報も同意がなければ第三者には提供しないとありますね。
株式会社BANKER6はどんな会社?
販売事業者の株式会社BANKER6はHPのURLを明記してありました。
設立は2017年で、会社の住所の第15平松OFFICEbビルは賃貸オフィスのようです。
求人もしていましたし、一見経済活動をしている会社にも見えますが、事業内容も薄っぺらで、HPを見て仕事を依頼しようとは思わないのではないでしょうか?
また、代表者の下田隆で検索してみましたが、「100万円カンニングペーパー」と言う、ビジネスモデルが不明な無料オファーのレビューで名前を見つけただけで、実績等は見つかりませんでした。
下田隆 「無在庫物販システム在宅くん」はどのように稼ぐのか?
タイトルから無在庫物販をするのだな…とは分かりますが、どのように稼ぐのか評判などを探してみました。
ランディングページでは、すきま時間に簡単なコピー&ペーストだけで稼げると書いてありますね。
これはAmazonで探した標品をヤフーオークションに出品する無在庫物販で、
「在宅くん」を使えば、ヤフーオークションに自動的に出品され、
商品が売れてからAmazonで購入して、ヤフオクの落札者に発送するという流れになるようです。
確かに無在庫物販なら、在庫を抱えると言うリスクが少ないですし、売れるのが確定してから商品を購入したらよいので、小資金でスタートも出来ます。
下田隆 「無在庫システム在宅くん」の問題点
パソコンも配布してくれるようですし、特定商取引法に基づく記載に販売価格は0円と書いてありますし、いいことばかりにも思えますが、いくつか問題点があります。
ヤフオクで無在庫販売は「禁止行為」
ヤフオクで無在庫の物を販売する行為はガイドラインでは「禁止行為」とされています。
出典元:https://guide-ec.yahoo.co.jp/notice/rules/auc/detailed_regulations.html
アカウント停止の危険もあります。
無在庫転売のデメリットがある
資金も必要で、在庫をかかえるのがネックとなる転売ですが、無在庫転売は初心者が心配する資金面も、在庫リスクもクリアするので一見良い事づくめに見えますね。
転売や物販の基本は、安く仕入れて、高く売り、その差額が利益となります。
ある意味とても単純ですね。
無在庫転売は、この「安く仕入れる」と言う転売の一番肝となる部分が弱いと言う弱点があります。
資金力があれば多くの商品を単価を下げて仕入れる事が出来ますが、1点のみの仕入れでは安く仕入れる事が出来ません。
どうしても価格競争で負けてしまう事になります。
それを補うのが「在宅くん」かもしれませんが、Amazonで仕入れた商品をヤフオクで転売し、落札者に直送して貰うとしても、ヤフオクでの手数料も差し引かれます。それを加味しても儲けが出る商品は少ないでしょう。
ヤフオク利用者は減っているのでは?
また、同じ金額で出品されている場合、ネットで購入に慣れている層からすれば、Amazonでクリック一つで購入した方が簡単ではないでしょうか。
そして、私個人の意見ですが、ヤフオクはもう古いのかな…と思います。
今は、「メルカリ」や「ラクマ」での出品が多いよいに思います。
私も一時期ヤフオクで売り買いしていましたが、ここ数年はすっかりメルカリ派です。
30万円稼ぐの疑問
Amazonで販売している物をヤフオクで売っても、ネットで一発で値段が分かる現代において、そうそう儲けが出る商品は少ないと思います。
例えば、Amazonで20000円ヤフオクで23000円で差額が3000円の商品が見つかっても、ヤフオクの販売手数料を8.8%(プレミアム会員)とすると、手数料2024円を引かれて手元には976円しか入りません。
かなり大きな差額がある商品でなければ利益は少ないと言う事が分かります。
となると、30万円稼ぐには、手数料を差し引いて1000円のものなら300件も販売しなければなりません。
利益が1件当たり1万円くらいなら、30件販売出来ればいい…と思いますよね。
例えば、Amazonで8万円で販売している物が、ヤフオクで10万円で販売していれば、手数料を差し引いて1万円以上の利益となります。
ですが、ヤフオクでAmazonで売られているよりも2割以上高く、かつ、安定的に売れる商品が存在するかどうか?となると、現実的ではないですよね。
「在宅くん」のビジネスモデルは机上の空論ですね。
「在宅くん」は有料
いろいろ調べてみましたが、結局「在宅くん」は有料だという事が分かりました。
金額はなんと、272,800円〜351,000円です。
高すぎますよね。
また、ランディングページでは、「在宅くん」搭載のパソコンを配布とうたっていましたが、
「在宅くん」はいくつかのパターンのランディングページが存在します。
出典元:https://sakamoto999.com/zaitakukun/lp/lp2/
こちらでは、「在宅くん搭載パソコン」とあるので、ツールがインストールしてあると思いますよね。
ですが、このランディングページでは、
出典元:https://sakamoto999.com/zaitakukun/lp/lp1n/
このランディングページでは「ブラウザベースのシステムになります」「パソコンへのインストールなどを行う必要は一切ありません」と書いてあります。
結局どっちなんだろう?と思いますが、パソコンは容量が少ないものや型落ちの物は3万や4万でもありますので、ネットにうとい人を呼び水にした配布なのかな?と思いました。30万円近い利用料金に比べたら安いですもんね。
まとめ
以上の事から、
下田隆「無在庫物販システム在宅くん」は、
お勧め出来ない案件となります。
システムも世界初などと書いてありましたが、Amazon⇒ヤフオクのみ…という点で、目新しさは感じられません。
パソコンも、20万円も出せば、かなり良い性能の物が買えます。
くれぐれも気を付けて下さい。
それでは、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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